高山龍の瞳生産組合の巡回調査に出かけた。
龍の瞳は、刈り取り時期の見極めが非常に難しい。
出穂(穂先が葉鞘から出ること)からの日数、出穂からの積算気温、枝こう(穂をつける枝)と籾の色を良く観ることが大切である。
それだけではなく、一枚の田んぼでも水口と水尻、土の深浅などにより生育の状況が違うので、何時刈り取るのかさらに判断材料が増える。
最後は一番実っている穂の籾を剥いて陽光に掲げ、割れの状態を判断するしかないのである。
この日、高山、のりくら、飛騨北部の各組合のほ場を巡回した。会社を9時に出て、高山市内で面接を済ませ、帰社したのは19時だった。
契約農家さんと話していると、そして龍の瞳の田んぼにいると、なぜかしら元気になる。
私の生きがいになっているからに違いない。
熱心に話し合う契約農家さん
籾を剥いて刈り取り時期を判断
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