17日のことですが、米穀検査員の技術向上のための検定研修が岐阜市でありましたので、私と今年秋以降に米穀検査員として玄米検査を行うことになっている社員の二人で参加しました。
黒いトレーに玄米を載せて、瞬時で等級を判断しなければなりません。
何人もの米穀検査員がいると、等級格付けに差異が生じる検体が出てきます。
そんな時には、一粒一粒より分けて、正しい等級検査が行えるようにしなければなりません。
写真は整粒と、被害粒、未熟粒などにより分けたものです。
写真上部の粒が大きく見えるものが「整粒」、下が「整粒以外」、3粒が「被害粒(胴割れ粒)」、5粒あるのが「未熟粒」です。
この試料は、2等です。「整粒」は大きくて形が整っているものをいいます。
私も玄米検査をするときは、このように一粒一粒より分けて、自分の目を確かめていた時期がありました。
今では瞬時に等級を判断することができますが、それも経験を積み重ねてきたからこそです。
詳しい等級検査の状況について知りたい方は、以下のホームページをご覧ください。
仕分けされた玄米
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