種もみの消毒をしました。
タイガーカワシマというメーカーの、「湯芽工房」です。
乾いた籾を60度の熱湯に10分間、漬け込みます。
この機械に、4㎏の籾を4袋入れることができます。10分間のタイマー設定することができます。
例えば12分漬け込むとどうなるのでしょうか。芽が死に絶えて発芽しなくなります。
10分の後すぐに冷水に入れ込みます。これをしないと袋の中の籾が湯だった状態になり、発芽率が低下してしまいます。
60度というとかなり熱く、人が手を入れれば火傷をするほどなのです。籾が10分間もこれに耐えていることは、にわかには信じられないくらいです。
温湯というよりは、熱湯消毒と言った方がよさそうですね。
いもち病、バカ苗病、苗立枯細菌病などの細菌を死滅させるほか、稲シンガレセンチュウにも効果があります。これらは化学薬品消毒よりも効果があるようです。
有機ジャス栽培には温湯消毒は欠かせませんし、栽培期間中農薬不使用のお米にも重宝されているのです。
湯芽工房の中
温度は59.5度
干しているところ
0