カブトエビは、田の草取り虫と呼ばれていて、雑草の芽を食べてくれます。
あるいは田んぼの底を動き回ることで、泥が撹拌されて濁り、除草にも役立っています。
こちらは和歌山県で見つけたカブトエビです。
田んぼだけではなく水路などにも群生していて、本当に驚きました。田んぼを干すと、すべて死んでしまいますので日本のほとんどの田んぼでは見られなくなりました。
日本人が稲作を始めたころにも除草は大きな問題になっていたと思われますが、古代人はカブトエビなどを利用して除草をしていたことが考えられます。
こうした原風景を取り戻したいと思っています。
カブトエビ
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