中津川市で恵那・中津川 経営革新カンファレンス2016 があったので参加しました。
カルビー株式会社の松本会長から、衝撃的な話を聴きました。
カルビーには、自分の机がないそうです。もともとアメリカでは営業は外回りなのでとないと、机もないそうです。
固定給➕職能給➕一時金 という体系で、成果主義が基本とのこと。それには簡単な目標を作りその成果により待遇を決めているそうです。
①やらないといけない ②やった方がよい ③やらなくても良い ことの中で、②と③は廃止したそうです。その結果、①だけやるようにしたそうです。
弊社でも、「やらなくてもよい」、「やった方が良い」仕事は全てを廃止するつもりでないと、必要な仕事が進まないということに気づきました。
改革しない会社は、必然的に潰れてしまいます。カルビーは改革の断行により、業績がアップしています。あとはどのように利益を還元していくかなのです。利益の出ないところに、待遇の改善も、顧客サービスの向上も、投資もあり得ません。また、「今時、株主が一番大事だと思う経営者はいないと思うけれども、大切な順は、お客様、社員、地域(関係者)、株主です」と言われました。「全てはお客様のために」あるのです。
顧客に迷惑をかけない、不信を抱かされない、大切にする、それを改善しながら、さらに喜んでいただくためには何をするのか、が問われているのです。
顧客の立場に立ってものを見る企業だけが、生き残れるのです。
弊社でもこれからも肝を入れ直して、頑張っていく所存です。
最後に、明日講演されるハーマン・サイモン先生の直筆のサインをいただきました。
無理を言って、今日の日にちも書いていただきました。おそらく、日にちまで書いていただいたのは参加者の中で、私ぐらいでしょう。お願いしてみるものです。
パンフレット