第8回電解水セミナーが品川で4日、開催されました。
電解水を水稲に使用した例の発表と、今後の農業の展開について「龍の瞳における電解水栽培への挑戦」という演題で講演を行いました。
電解水は次亜塩素酸という物質で、塩化カリウムを電気分解して製造します。日本で発明されて、世界に出て行こうという優れものなのです。今までは次亜塩素酸ナトリウムが使われてきましたが、塩素被害や発ガン 性物質などが見つかり、それにかわる無毒な物質として注目されています。しかし、まだアジアの一部でしか認知されていません。
これが世界に出ていけば、大きな広がりを見るでしょう。
来年には、アメリカに電解水協会が設立されることになっているようです。
消毒で電解水を利用すれば、病害にとてもよく効き、作物も甘くなるようで、化学農薬を嫌う観光農園などに広がっているとのこと。
日本では、今まで重曹、食酢、在来の天敵に加えて、昨年、農薬ではないけれども農薬の代わりになると農林水産省が定めた、「特定防除資材(特定農薬)」に認定されました。
今後の展開にワクワクしているところです。
セミナーの様子
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