京都で無農薬・無施肥研究会の集会があり参加しました。
ここで土について考えてみましょう。
土とは砂でも粘土でもありません。ちなみに、砂も、粘土も石の粒です。
土は石ではなく、元はいわば有機物です。何万年、何百年もかかって形成され、そして現在も変化しています。
葉っぱなどの有機物を微生物が分解して、または微生物が死んでそれが再度、微生物により分解されます。
無施肥で作物ができるのは、この土の中に養分が溜まっているからです。
有機物を取り除く農法では、何れ土の中の炭素が不足して、炭素及び微生物の循環が絶たれることにつながると思われます。
無農薬・無施肥栽培農産物で作られた料理を囲んでの交流会でも、そんな話を私がして、いろいろな意見が出ました。
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