一度は訪れたかったのが、高知県の四万十川です。
日本の最後の清流と言われている四万十川ですが、確かに素晴らしい川と沈下橋が残っていました。
沈下橋とは、洪水の時には水の中に沈んでしまう橋です。川の両側に集落があるので、橋を造る数が半端ではなく、できるだけ建設費を安くしようとした結果です。もっとも、昔は高い橋を造る技術もなかったので日本中沈下橋ばかりだったと思います。高知県はその手法が残されたとも言えます。
少なくとも1960年代の頃までは、石を投げれば鮎が2、3匹は浮いたというほど、天然鮎が遡上したようです。また、うなぎも沢山いたようです。
それが現在では、極端に少なくなってしまったとか。生物の頂点にいる人間かそうしてしまったのです。清流を眺めながらしばらく感慨に耽りました。
ところで面白い話を聞きました。
高知の女性は「8金」と呼ばれ、男4人分のお酒を呑んだとか。意味はここでは差し控えさせていただきますが、各自、考えてください。そのくらい豪傑が多かったようです。酒蔵は15社ぐらいあり、高知県人は主に日本酒を好むとのことです。
蛇行する四万十川
沈下橋のある風景
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