実り間近です

 岐阜西生産組合のほ場に巡回に行きました。
  5月10日ごろに植えられた龍の瞳は、かなり頭を垂れていました。
 穂が出たのは、8月1日頃で、9月の12日頃過ぎには刈り取りとなります。
 岐阜県の龍の瞳の中では、相当早い刈り取りです。
 水管理やいもち病などの今後の注意について、説明しました。また、コンクールの応募についても要請しました。
 今年の龍の瞳の特徴として、穂が立派だということがあります。
 契約農家さんが、枯れた穂の原因は何かということで、一本持ってこられました。
 原因は物理的な要素だと説明しましたが、穂を観ていると同じところから「し枝(穂の枝分かれ)」が2本出ています。しかも3か所からです。これは「女穂(めぼ)」といい、穂の赤ちゃんができるときに、天候が良く養分も豊富で、しかも日光が葉に良く当たったことから起きる現象です。岐阜西生産組合は、研究熱心で非常にこだわった作り方をしていて、このところ品質においても味においても力を付けている組合です。
 お米の味がとても楽しみです。
 頭を垂れた龍の瞳    龍の瞳の穂
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