1999年7月農林水産省によって、日本全国の117市町村、134地区の棚田が「日本の棚田百選」に認定されている。
認定された。岐阜県には白鳥町・正ヶ洞、八百津町・上代田、恵那市・坂折、上宝村・田頃家、久々野町・ナカイ田(市町村は認定時)の5ヵ所がある。龍の瞳は、この中で正ヶ洞と坂折の二か所で栽培されている。
14日に正ヶ洞棚田の龍の瞳の田んぼに行った。1枚が約2から3a程度と非常に小さい。江戸時代に作られたというが、当時のお米に対する執念のようなものが伝わってくる。
葉にミノムシが住み着いている。これも低農薬、自然条件が良いという証なのである。
岐阜県は長良川の世界農業遺産を目指していて、鮎などともに長良川の源流に近いこの正ヶ洞棚田を世界遺産に認定すべく取り組んでいるとのこと。そこに龍の瞳が何年も前から栽培されていたことに、不思議な縁を感じる。
東京や世界から視察に訪れた方が、龍の瞳のことを知っていて、生産者さんは驚かれたそうである。
正ヶ洞の棚田
正ヶ洞棚田
棚田に住むミノムシ
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