結構な雨が降り、雪解け水と雨水とがあいまって下呂市の小坂町を流れる小坂川の水量が増えていました。
私が時々来る「ひめしゃがの湯」です。いつもは夜8時過ぎに訪れるのですが、この日は黄昏時でした。
温泉の湯を飲むことが可能な場所は、意外と少ないのです。ひめしゃがの湯の炭酸のシュワシュワ感がたまりません。
健康にも良いらしく、冬至にひめしゃがの湯でお粥を作って食べるという風習があります。1年間風邪をひかないと言います。
トロッコ列車も置いてあります。
ひめしゃがの湯が出ている場所のすぐ近くには、巌立狭があります。
ひめしゃがの湯のすぐ近くにまで、溶岩流が来ていたようです。年代は54000年前で、御岳山までは17kmの距離です。
靄がよどみながら上がっている夕暮れ時の山並みからは、なんとなく寂しさを感じます。
おそらく何千年も前から変わらぬ山並みを見ていると、あまりにも短い人生であること、生を繋いでいく意味と生きるという価値を見つけたいなと思ってしまいます。
小坂川の川面
ひめしゃがの湯の給湯場
トロッコ
溶岩流の終点(正面の山)
ひめしゃがの湯
巌立狭
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