菊芋を頂きました。
この芋は、各地に方言の呼び方があるようです。
下呂市では「からいも」と呼びます。方言が多いほど、古い時代に日本に入ってきたと言いますが、菊芋は意外に新しく、江戸時代末期に飼料作物として外国から入ってきたようです。
菊のような花を付けて、栄養を貯めた地下茎が写真の芋です。
イヌリンという物質を10数パーセント含み、腸までそのままの状態で達した後に、腸内細菌により分解されるようです。
血糖値の上昇が抑えられるとも言われています。
当地方手は、品漬けと称した、赤カブ、キノコ、大根など複数の野菜の漬物の中に入れます。
岐阜県恵那市山岡町では、菊芋を利用した漬物や各種の加工品で町おこしをしています。
猪の大好物なので、私の家の畑にも群生していましたが、今では絶えてしまっています。
なんだか懐かしい「芋」です。
そういえば、昨日から3月です。動きを起こさなければいけない、3月です。
菊芋
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