漢字では、「大犬の陰嚢」と書きます。
イヌノフグリの果実がの形が雄犬の陰嚢に似ていることから、この名前が付いたようです。よく観察しているのですね。
ただしオオイヌノフグリの果実はハート型で、イヌノフグリには似ていないとのことです。
花は太陽の光で開花して、一日から二日で落花すると書いているものもありますが、本当かなと思ってしまいます。
落花する瞬間を見たいものです。
オオイヌノフグリはヨーロッパ原産ですが、明治初年に東京で発見されてから30年余りで全国で普通に見られる雑草になってしまった帰化植物です。
繁殖力が強いのですね。
このオオイヌノフグリは、会社の近くの畑で健気に咲いていました。
昔からこの時期によく見ていた花で、春の訪れを告げる雑草の花と言えるでしょう。
オオイヌノフグリ
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