下呂市萩原町の自宅近くで、水仙の花が咲きました。
朝陽を浴びて気持ちよさそうに、そよ風に揺られています。
水仙の学名である「ナルキッソス」は、「ナルシスト」の語源にもなっています。
ナルキッソスはとても美男子で、言い寄る女性を高慢な態度で断り、相手を傷つけていました。
そんな彼に女神が呪いを掛けました。自分自身に恋をしてしまうという呪いです。
ナルキッソスは、水面に映った自分に恋をしてしまうのです。当然、思いは届くことがなく食事ものどを通らず、やがて
彼は死んでしまうのです。彼が座っていた水辺に、一本の花が咲きました。それが水仙なのです。
水仙には、「うぬぼれ」、「自己愛」、「エゴイズム」などという花言葉があります。
水仙にしてみたら、迷惑な話でしょうね。そんなことを考えながら、水仙を眺めるのもよいと思います。
朝陽を浴びる水仙
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