どういうわけか、会社社屋の角に桑が1人生えしています。
一度刈り込んだのですが、また、葉が出てきました。
肥料のないところにどうして生育するのだろうと思ったことがあります。
植物は肥料分がないと、どんどんと根を伸ばします。
植物は根から微生物の「餌」を分泌して、微生物を集め、微生物はそのお返しに根に養分を与えるという共生関係が成り立っています。
岩山に松がへばりつくように生えていたり、街の中のコンクリートに囲まれた土地に柿の木が大きく育っていたり、不思議な光景に出会います。
これも上記の因果関係で証明ができるのです。
桑は蚕だけが食べます。他の虫が食べると下痢を起こす成分が入っているために食べることができない、桑からすると葉を食べられない、ということになります。
桑が糖尿病に良いとされているのは、この成分のおかげだと考えられます。
桑
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