龍の瞳の農薬不使用栽培田で、チェーン除草を行いました。
田植えしておおむね3、4日後に水を入れた状態で、田んぼの中を引いて回ります。
代掻き(しろかき)からは6日以内に行うのがベストです。
草の芽が伸びてくると、除草効果が低下するというのがその理由です。
除草時の濁りも草の発生を抑えることに役立ちます。草の種はとても小さいために、養分を蓄えることができません。濁りで日光を遮れば、生長が止まるという仕組みです。
芽を切ったばかりの草の種に泥をかぶせることにより、芽が泥に埋まって死滅するのです。
私はこのチェーン除草器に工夫をしました。まずは、一部にプラスチックチェーンを利用することで軽くしました。そして本体が浮力で浮くようにし作業性を向上させました。
試しに畑でチェーンを引いてみました。見事に表土が削られて、かき混ぜられていることが分かりますね(写真参照)。
誰が考えたのかは分かりませんが、本当にすごい発明だと思います。
その後、以前に紹介しましたように、機械で除草ができるようにいろいろと発売されています。
機械を使うのはもちろん良いことですが、私は経費を抑えるために様々な工夫をして除草対策を考えています。
龍の瞳無農薬栽培研究会の村木会長も、生産組合独自の農法を考えているようで、本当に頼もしいです。
田んぼの様子は、今後も紹介していきたいと思います。
龍の瞳無農薬栽培田チェーン除草の様子
龍の瞳無農薬栽培田
チェーン除草の道具
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