~フジテレビの番組【バイキング】で、冷やご飯ダイエットが紹介されました。~
レジスタントスターチ(ご飯が冷めるときに作られる成分)のパワー
☆ 整腸作用があり、糖質・脂質の吸収を抑制する働き。
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☆ 食後の血糖値の上昇を抑え、インシュリンの分泌を穏やかに。
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☆ 太りにくくなる! ダイエットにはもってこいの成分と言われています。
冷めたご飯のレジスタントスターチは小腸で吸収されにくいという作用で、大腸まで運ばれるとともに腸内をきれいにする効果があります。便秘解消とデトックス効果で代謝が良くなり痩せやすい体への体質改善が見込まれます。なお、温かいご飯に比べ冷えたご飯は堅くなり食感が悪くなりますが、咀嚼する回数が増えることで満腹中枢を刺激し少ない量でも満腹感を得ることができます。
冷めても美味しい龍の瞳 ~おすすめの食べ方~
1.保存の場合は、上記の後冷蔵庫で保存し、食べる30分くらい前に常温に戻して食べるとよいでしょう。
※注意
・ 炊きたてのご飯を急激に冷やすとレジスタントスターチが作られにくくなるようです。
・ 電子レンジ等で温め直すとレジスタントスターチはなくなってしまいます。
龍の瞳は冷めても美味しいお米で、おにぎりやお弁当に最適と言えます。
※レジスタントスターチは、消化されないデンプンという意味で「難消化性デンプン」と呼ばれています。
フリー百科事典『ウィキペディア』から
概要
レジスタントスターチはでんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種である。
食物繊維の中でも、腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っているなど、ユニークな機能を有している。
消化されない理由
・雑穀のように硬い組織に囲まれていることで消化酵素がでんぷんまで届かないタイプ。
・十分に加熱されていない未糊化のでんぷんやアミロースの極めて多いでんぷんなど、でんぷんの粒子自体が消化されにくいタイプ。
・冷やご飯や春雨のように一度加熱されて糊化したあと、冷めたり保存する過程で一部のでんぷんが再結晶して消化されにくい構造に変化したタイプ。
・加工デンプンの一種で、でんぷんを高程度に化学修飾することで消化酵素が作用しにくくなったタイプ。
レジスタントスターチを摂取するメリット
通常のでんぷんは、摂取すると小腸で消化酵素によって分解されてグルコースになり、血液へ取り込まれるため血糖値が上がる。
これに対し、レジスタントスターチは消化酵素によって分解されにくいため、血糖値の上昇が低く抑えられる事が分かっている。
腸内発酵性
大腸に届いたレジスタントスターチは、腸内細菌によって発酵されて、酢酸、プロピオン酸、酪酸、コハク酸などの有機酸に変えられる。このような有機酸は、腸内を悪玉菌が活動しにくい弱酸性に維持する効果があり、善玉菌を育てやすくする。さらに、大腸から体内へ吸収されて大腸癌の予防、大腸炎の予防、中性脂肪やコレステロールの上昇抑制、インスリン抵抗性の改善など、全身の健康維持に役立っていることが分かっている。
空腹感の抑制
レジスタントスターチを多く含んだ食品を摂ると、小腸でおだやかに消化され、大腸ではゆっくりと発酵されて有機酸になるため、摂取してから時間をかけて体に吸収される。このため、朝食に食べると昼食、昼食に食べると夕食の空腹感や食欲を抑えるセカンドミール効果により、食事量を抑えられると言われている。
摂取カロリーの抑制
でんぷん1gあたりのカロリーは通常4kcalとみなされているが、レジスタントスターチのように小腸で消化されず、大腸で腸内細菌に発酵されて有機酸として吸収されるでんぷんのカロリーは1gあたり2kcalと、通常のでんぷんの半分とされている。