農薬を使わない温湯消毒
田植えのための下準備
田植えの苗を育てるための準備として、先ず種(種籾)の消毒を行います。
消毒は、いもち病、馬鹿苗病、籾枯細菌病、苗立枯細菌病などの病気を予防することが目的です。
種の消毒には、「農薬を使用する消毒」と「農薬を使わない温湯消毒」があります。環境への負担を減らし、食の安全・安心を確保する。こうした観点から、龍の瞳では主に「温湯消毒」を行っています。
温湯消毒は、お湯の中に種籾を浸して、熱で病原菌を殺菌します。
温湯消毒の方法
①網袋に種籾を入れ、60℃の温湯に10分間浸漬処理を行います。
②処理後、冷水で籾を冷却します。
③種籾専用の脱水機で水分を取り除きます。
④屋外で天日と風に当て充分に乾燥させます。
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